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アイス・かき氷がしみる人向けに、知覚過敏の仕組みと予防方法を紹介。

梅雨明けを待たずに、もう夏のような暑さ…。

冷たいアイスやかき氷が恋しくなるこの季節、ついコンビニで新作アイスを手に取ってしまう、なんて方も多いのではないでしょうか。

でも、手に取ったアイスを一口食べて思わず顔をしかめてしまったその瞬間、ちょっとした不安がよぎること、ありませんか?

 

夏になると増える「冷たいもので歯がしみる」お悩み。

これは、知覚過敏のサインかもしれません。

知覚過敏とは、歯の中にある“象牙質”が外部にさらされ、冷たい・甘い・風などの刺激が神経に伝わってしまう状態。

本来、象牙質は“エナメル質”という硬い層に守られており、痛みを感じることはありません。

ところが、強い力での歯みがき、歯ぎしり、酸性の飲食物などによってエナメル質がすり減ったり、

加齢や歯周病によって歯ぐきが下がったりすると象牙質が露出し、痛みを感じやすくなります。

 

「冬は平気だったのに、夏になるとアイスがしみる」なんて声もよく聞きますが、それは単に冷たいものを口にする頻度が増えるから。

季節性というより、日常習慣があらわれやすくなるタイミングなんです。

 

では、どうすれば予防できるのでしょうか?

 

まずは「エナメル質を守る」ことが大前提。

硬い歯ブラシでゴシゴシと力を入れて磨くのはNG。

やわらかめのブラシで、軽い力で優しく磨きましょう。

また、酸っぱいジュースや炭酸飲料などは、歯をやわらかくする原因になります。

そういったものを口にしたあとは、少し時間をおいてから歯みがきをするのがベターです。

さらに、歯ぎしりや食いしばりも見落とされがちな原因のひとつ。

これらは就寝中に無意識に起こることが多く、気づかないうちに歯をすり減らしてしまいます。

一緒に寝ていた家族から「歯ぎしりがうるさい」と言われたことがある人や、

「朝起きるとあごが疲れている」「歯が欠けたことがある」など思い当たる場合は、

歯科でマウスピースなどの対策を検討するとよいかもしれません。

一方、すでに知覚過敏がある場合には、“知覚過敏用の歯みがき粉”を毎日のケアに取り入れてみましょう。

数週間使い続けることで、刺激を感じにくくなる方も多くいらっしゃいます。

 

暑さとともに増える「ひんやり」習慣。

しみるのを気にせずアイスやかき氷を楽しむためにも、ちょっとした違和感のうちに、お口のケアを見直してみてはいかがでしょうか。

アイスもかき氷も、しみることなく美味しさを楽しめる夏になりますように♪