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歯科コラム
主婦こそご用心! “スルーする力”で「5月病」を乗り越えよう

空はすっきり晴れわたっているし、風もさわやかなのに、なぜか憂うつ…。そう言えば、よく眠れないし、やる気も出ない…。
そんな不調を感じていませんか?
この季節によく聞く「5月病」は、新入生や新入社員がなるものと思われがちですが、実は、主婦にも多いそうです。
例えば、夫の転勤や異動、子どもの進学・進級で交友関係が変わったり、PTAや自治会の役員を引き受けたりといった中で、
知らず知らずのうちにストレスを感じ、心が疲れてきって体にも不調が現れてしまうわけです。
対応しなければいけない人間関係が幅広い主婦こそ、5月病に注意が必要なのかもしれませんね。
5月病の症状が出ても、新しい環境や人間関係に慣れてしまえば改善するようですが、そう簡単にいかないのが人間関係。
特に、苦手な人との付き合いは、ストレスでしかないという場合も多いですよね。
そこで、一つ提案です。「受け流す力=スルーする力」を身につけてみましょう。
ストレスが重なっていく人は、真面目な性格で、相手の言動をまともに受け止めてしまう傾向があるようです。
もちろん、本来、それはとても良いことなのですが、相手次第。苦手な人の言動をまともに受け止めていると、疲れ切ってしまいます。
では、どうやって受け流せばいいのかというと、方法はいくつかあるようです。
例えば、「怒りが収まらない」というときに、「早く忘れよう」と自分に言い聞かせるのは逆効果。
むしろ怒りの原因に意識がロックオンされてしまいます。
そのような場合には、深く深呼吸をして、「新鮮な空気が全身を巡っている様子」をイメージしたり、
軽く目をつぶって「大きな川が流れていく様子」をイメージしたりすることで、怒りが収まることがあります。
「その程度じゃ収まらない!」という怒りに対しては、何か別のこと、趣味や掃除、料理に没頭してみましょう。
嫌なことに直面しても、その場でまったく別のことに意識を飛ばす習慣が身につけば、
苦手な人の言動もうまくスルーできて、ストレスを溜め込まずにすむようになるかもしれません。
心が悲鳴を上げる前に、ぜひ試してみてくださいね☆
