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歯科コラム
若い人でも騙されてしまう…。特殊詐欺にご用心
新年度が始まりました。
新入学に新社会人、新しい出会いなど、新生活の始まりに、何となくワクワク、ドキドキしている人も多いでしょうか?
ところで、4月1日はエイプリルフールですね。
ちょっとしたウソを楽しんだ人もいるでしょうか。
クスっと笑えるような楽しいウソなら大歓迎ですが、この時期、気をつけたいのが「特殊詐欺」です。
生活が変わって慌ただしさを感じることが多い人は、特に要注意。特殊詐欺が忍び寄っているかもしれません。
例えば、親元から離れて新生活を始めた新大学生や新社会人。
公共料金や家賃の支払いなど、お金の管理を自分でしなければなりませんが、何かと不慣れなことも多いもの。
そんなスキを狙って、「◯◯料金が未払いです」とか、「◯◯口座から◯◯費が引き落としできませんでした」、
「クレジットカードが不正利用された」というウソのメッセージが送られてくることがあります。
最近は、電話による自動音声メッセージを使った犯罪も多く、音声ガイダンスに従って操作をしていくと通話口に犯人が現れ、
「すぐに支払わないと法的措置をとる」、「すぐに手数料を支払えば損失も少なくなる」などと煽って、
支払いを迫ってくるという手口も横行しているそうです。
こうした手口に騙されてしまうのは、もちろん新大学生や新社会人だけでなく、すべての年代に言えることです。
例えば、最近、「公共料金の引き落とし口座を変えた」とか、「クレジットカードを失くした」とか、
そのようなことがあればなおさら、こうした特殊詐欺に騙されやすくなります。
実際に、若い人でも騙されてしまうケースが増えているそうですよ。
最近も大手電力会社を名乗る自動音声アンケートによる詐欺が全国で多数報告されていて、
大手銀行やクレジットカード会社になりすましたメールも多数確認されています。
「特殊詐欺に騙されるのは高齢者ばかり」というような先入観を捨てて、いつ自分の身に降りかかるかわからないという心構えが大切。
ますます手口が巧妙になっているだけに、細心の注意を払いたいものですね。