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春野菜は、なぜ苦い?

3月に入ると河原の土手や畑に菜の花が一面に咲き誇り、春の訪れを実感する風景が見られますね。

食卓にも、菜の花のおひたしやタラの芽、ふきのとうの天ぷら、筍ご飯などがのぼり、

春の味覚を堪能している人も多いのではないでしょうか?

ところでこうした春野菜、どれもほろ苦さがあり、ピリッとした辛味を感じるものもあります。

なぜ春野菜にこうした風味が多いのかというと、

体の中の老廃物を排出する「解毒効果」や「新陳代謝を促進する」といわれている

植物性アルカロイドという物質が含まれているからだそうです。

明治時代の医師で薬剤師の石塚左玄は、著書「食物養生法」で、「春苦味、夏は酢の物、秋辛味、冬は油と合点して食え」と説いていますが、

冬は寒さを乗り切るために脂肪を蓄える体質になっていることから、春、夏に向けて体質を変えるために、春先の苦みが役立つのだそうです。

そしてこの春野菜の苦みは、精神を安定させる働きも期待できるとか。

季節の変わり目で心身ともに揺らぐこの時期、旬の野菜が役立つかもしれません◎