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歯科コラム
一度は絶滅した純国産線香花火。美しく可憐な火花を楽しんで
この時期、全国各地で花火大会が催されていますが、
花火には、亡くなった人の魂を鎮めるという意味が込められているということをご存知でしたか?
お盆の時期に花火大会が多いのは、そのような理由があるからだそうです
皆さんの中にも、お盆休みに自宅の庭や近所の公園で手持ち花火を楽しむ方も多いと思いますが、
その中でも外せないのが、江戸文化の象徴ともいわれている「線香花火」ではないでしょうか
実は、純国産の線香花火は、安い中国産におされて1998年に絶滅
400年もの歴史が途絶えてしまったそうです
ところが、「このままではいけない」と危機感を覚えたある老舗花火問屋が産地や職人を訪ね歩き
2000年に純国産線香花火を復活
和紙、染料、火薬、製法のすべてが昔ながらの伝統的な作り方で復活させたそうです
それが、知る人ぞ知る「大江戸牡丹」という線香花火
今年は純国産にこだわって、美しく可憐に散っていく火花の儚さを楽しむのも一興かもしれません◎