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歯科コラム
秋になっても続く疲労感、食欲不振…。秋バテ対策のすすめ
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きそうですね…
連日の猛暑、熱帯夜に、疲れ切っている人も多いのではないでしょうか?
最近は、なんとか夏を乗り越えても、秋を感じ始めた頃に、食欲がなくなったり、
だるさを感じたり、体調不良を感じる“秋バテ”の人が増えているそうです
秋バテの原因は、昼と夜の寒暖差や台風などによる気圧の変化によって
ホルモンバランスや免疫が乱れ
残暑の中で、冷たい飲み物や食べ物を摂り続けて
からだを冷やしすぎることで自律神経のバランスが乱れることでも
秋バテを引き起こしてしまうそうです
“病気”というほどでもないけれど、どうにも元気が出ない状態というのは
それはそれでとてもつらいものです
かといって医学的に「秋バテ」という病名はないので、明確な治療法というのもないのですが
生活習慣を整えることで、改善することはできそうです
では、その方法をいくつかご紹介しましょう
一つは、お風呂
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かって、体の芯まで温めます
ぬるめのお湯に長く浸かるほど、ストレスで傷ついた細胞を癒やす働きを持つといわれている
「ヒートショックプロテイン70」が増えるそうです
ある研究では、40℃のお湯に20分浸かると
ヒートショックプロテイン70が有意に増えるという報告があります
そして、食事も大切です
疲労回復には、ビタミンB群や鉄分が有効で、豚肉や鶏むね肉、カツオなど
秋の味覚の代表・きのこ類も、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており
免疫力向上や腸内環境改善、体温調整の効果などが期待できるそうです
入浴、食事が終わって、ゆっくりくつろげる時間ができたら
ダージリン紅茶で一息ついてみてください
なぜダージリン紅茶かというと、特徴的な香気成分「ホトリエノール」には
自律神経のバランスを整える効果が期待でき、寝る前にその香りを嗅ぐことで
睡眠の質が良くなるという報告があるからです
ダージリン紅茶の中でも「セカンドフラッシュ」と呼ばれる
その年の2番目、5〜6月頃に収穫された茶葉は、香りが強いといわれているのでおすすめです
どの対策も即効性は期待できないかもしれませんが、毎日続けていくうちに
からだがラクになってくるかもしれません
工夫しながら、気候の変化を乗り切りたいですね♪