ブログ
歯科コラム
大人がなりやすいむし歯って？
むし歯は子どもや若者に、歯周病は中高年から高齢者に多い歯の病気というイメージがあるかもしれません
しかし、大人がむし歯にならないわけではありません
大人もむし歯になるのですが、子どもに多く見られるむし歯とは性格の異なるものもあります
大人のむし歯ってどんなものなのでしょうか？
以前むし歯になった歯が再びむし歯に？ 「二次う蝕」
一般的にむし歯になる部分のイメージは、歯の噛み合わせの部分や歯と歯の間だと思います
このような部分は、まさにお子さんに多く見られるむし歯です
もちろん、大人でもこの部分がむし歯になることはあります
さらに大人になると、子ども時代にはあまり見られなかったようなむし歯ができてしまうこともあります
その１つが二次う蝕というものです
以前行ったむし歯治療での詰め物の裏側がむし歯になってしまうことを、二次う蝕といいます
歯の詰め物と歯の間に隙間ができてしまうと、そこにむし歯菌などの細菌が侵入して、
むし歯を発生させるというものです
以前のむし歯治療によって歯がすでに削られているため
より奥にむし歯が進行してしまうことが多く
むし歯が神経に達してしまうこともあります。
以前のむし歯治療でその歯の神経を抜いてしまっているような場合は
むし歯の痛みを感じることもないため
気づくのがさらに遅れてしまう可能性もあります
その為に必要になってくるのが定期健診
痛みが出たり、詰め物が取れてからでは手遅れになります
ご自身の健康にも左右する大事な歯を大切にしましょう