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歯科コラム
年末年始に気をつけたいお口の健康管理

年末年始は、忘年会やお正月などで食事の機会が増える時期です。つい夜更かしをしたり、甘いものやお酒を口にする回数が増えたりして、普段の生活リズムが乱れがちになりますよね。そのようなときに気をつけたいのが、お口のケアの習慣です。
今回は、年末年始に意識してほしいお口の健康管理についてお話しします。
・つい忘れがちになる「食後の歯みがき」
年末年始は家族や友人と過ごす時間が増え、食事の回数も不規則になりがちです。気づけば「あとで磨こう」と思いながら、そのまま寝てしまった…という経験はありませんか?
しかし、食後の歯みがきを怠ると、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌のかたまりが歯の表面に残り、虫歯や歯ぐきの腫れを引き起こす原因になります。特に年末年始は、甘いお菓子やお餅、おせち料理など糖分を多く含む食品を食べる機会が増えるため、口の中が酸性に傾きやすく、むし歯になりやすい環境になります。食後すぐに歯みがきができない場合は、水でうがいをするだけでも効果的です。外出先でもできる範囲でケアを意識しましょう。
・「だらだら食べ」に注意
お正月の間は、テレビを見ながら少しずつお菓子をつまんだり、おせちを何度にも分けて食べたりすることが多くなります。しかし、口の中が長時間食べ物で汚れた状態が続くと、細菌が活動しやすくなり、むし歯や歯ぐきの炎症を起こしやすくなります。間食をする際は時間を決めること、食べ終わったら軽くうがいをすることを心がけましょう。
・飲酒後のケアも大切
忘年会や新年会でお酒を飲む機会も多い季節です。アルコールには利尿作用があり、体の水分が減って唾液が出にくくなります。唾液は口の中を洗い流す働きがあるため、乾燥すると口臭やむし歯、歯周病のリスクが高まります。お酒を飲んだ後は、そのまま寝てしまわず、必ず歯を磨いてから休むようにしましょう。寝る前にコップ1杯の水を飲んでおくと、口や体の乾燥予防にもなります。
・新年を迎える前に「お口の大掃除」を
年末の大掃除をするように、お口の中もきれいに整えて新年を迎えましょう。歯石の除去やクリーニングは自分ではできないため、歯科医院でのプロフェッショナルケアがおすすめです。年内に一度チェックを受けておくと、トラブルの早期発見にもつながります。
楽しい行事が続く時期だからこそ、油断しやすいのがお口のケアです。「1日くらい大丈夫」と思っているうちに、歯ぐきの腫れや痛みが出てしまうこともあります。食後の歯みがき、うがい、定期的な水分補給を意識して、年末年始も健康なお口で過ごしましょう。
