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歯科コラム
夏の「寝苦しさ」とお口の健康〜いびき・口呼吸に要注意!〜

暑くて寝苦しい夜が続く夏。クーラーをつけっぱなしで寝たり、寝汗で何度も目が覚めたり…。
そんな季節の変化とともに、実は増えてくるのが「口呼吸」です。
無意識のうちに口を開けて寝てしまうことで、お口の中が乾燥しやすくなり、さまざまなトラブルにつながることもあります。
今回は、夏特有の寝苦しさとお口の健康の関係についてお話しします。
・夏は「口呼吸」が増えやすい季節
気温が高くなると、寝ている間も体がほてりやすく、呼吸が浅くなったり、無意識に口が開いてしまうことがあります。
さらに、エアコンの風による乾燥、鼻づまり、アレルギー症状なども重なると、鼻呼吸がしづらくなり、自然と口呼吸に切り替わってしまいます。
一見些細な変化ですが、寝ている間は自覚がないぶん、気づかずに長期間続いてしまうケースも。
とくにお子さまや高齢の方は「眠っている間に口が開いている」「朝起きたときに口が乾いている」といった小さなサインを見逃さないことが大切です。
家族の声かけや観察が、早めの気づきにつながります。
・口呼吸が引き起こすお口のトラブルとは?
口呼吸になると、お口の中が乾燥して唾液の量が減ってしまいます。
唾液には、むし歯や歯周病の原因となる細菌の繁殖を抑える働きがありますが、乾燥状態が続くとその力が弱まってしまい、
その結果、むし歯・歯ぐきの炎症・口臭などのトラブルが起こりやすくなります。
また、いびきや睡眠の質の低下にもつながるため、日中のだるさや集中力の低下を引き起こすこともあります。
・できることから始めよう!夏の口呼吸対策
まずは、寝室の環境を整えることから始めましょう。
エアコンの風が顔に直接当たらないようにしたり、加湿器で乾燥を防ぐことがポイントです。
寝る前の水分補給や、鼻呼吸を意識するのも効果的です。
市販の「マウステープ」は、寝ている間の口の開きを防ぎ、無理なく鼻呼吸を促してくれるアイテムです。
貼って寝るだけなので、初めての方でも手軽に取り入れられます。
お子さまの場合は、寝姿や口元のクセが関係することもあります。
就寝中に口が開いていたり、いびきが目立つ場合は、口呼吸のサインかもしれません。
気になるようであれば、歯科での相談もおすすめです。
夏の寝苦しさは一時的でも、口呼吸の影響は少しずつ蓄積されます。
「朝起きると口の中が乾いている」「いびきが増えた気がする」など、小さなサインをきっかけに、できることから見直してみてください。
ぐっすり眠れる毎日で、乾き知らずの健やかなお口へ。
鼻呼吸を味方にして、夏の笑顔を守りましょう♪
